日本の銀行口座の作り方|外国人・駐在員のための銀行ガイド2026
日本に住む外国人は、どの銀行で、いつ口座を作ればいいのか。ゆうちょ銀行やネット銀行の特徴、海外送金、海外カードが使えるATM、クレジットカードの作り方をまとめました。
日本に住む外国人は、どの銀行で、いつ口座を作ればいいのか。口座を作るタイミング、銀行ごとの特徴、海外送金、ATM、クレジットカードについてまとめました。
日本の銀行は、外国人には手続きが難しいと言われることがあります。たしかに書類は多いですが、順番さえ押さえれば、多くの人は日本に来て1か月ほどで、生活に必要な口座をそろえられます。
なぜ日本の銀行口座が必要か
給与の振込、家賃、光熱費、健康保険、税金、携帯電話の契約など、日本の生活の多くは、国内の銀行口座があることを前提にしています。
口座を作るタイミング
口座を作るには、日本の住所が必要です。
- 多くの銀行では、先に区役所や市役所で住民登録をする必要があります
- つまり、まず住む部屋を決めることが先です
- 会社によっては、口座を作る手続きを手伝ってくれます
また、日本で働いていない場合、入国から6か月たつまでは、口座を作れない銀行もあります。
ゆうちょ銀行は、郵便局で口座を作れて、初めての口座として入りやすい銀行です。Visaのデビットカードも作れます。ただし、2年以上使っていない口座には、手数料がかかることがあります。
主な銀行の特徴
| 銀行 | 特徴 |
|---|---|
| ゆうちょ銀行 | 初めての口座に。全国の郵便局とATMが使えます。海外送金は時間と手数料がかかります |
| 楽天銀行 | ネット銀行。手数料が安めで、楽天のサービスと連携できます。手続きは日本語が中心です |
| SBI新生銀行 | 英語のサポートがあり、外貨預金や海外送金に強い銀行です |
| メガバンク(三菱UFJ、三井住友、みずほ) | 給与振込の口座として定番です。ATMが多い一方、海外送金の手数料は高めです |
| SMBC信託銀行プレスティア | 外貨を扱う人向け。英語のサービスがありますが、条件によって手数料がかかります |
海外送金
銀行の海外送金は、1回数千円の手数料がかかり、届くまで数日かかることが多いです。
Wise:日本に住む外国人がよく使う送金サービスです。為替レートの上乗せが少なく、手数料もわかりやすく、銀行より安くなることが多いです。
Revolut:日本でも使える、複数の通貨を扱えるサービスです。
PayPay:国内の個人間の送金に便利ですが、海外へは送れません。
ATM
セブン銀行(セブン-イレブンの店内)とゆうちょ銀行のATMは、海外のVisaやMastercardが使えることが多く、便利です。
ゆうちょ銀行は、ファミリーマート店舗内にある約5,400台のゆうちょATMを、2027年1月から3年程度かけて順次終了すると発表しました(2026年10月6日)。終了後はセブン銀行の「ファミマATM」でゆうちょのキャッシュカードを使えますが、預け入れ・払い戻しに220〜330円の手数料がかかります。手数料を避けたい人は、郵便局内のATMを使いましょう。
ほかの銀行のATMは、海外のカードに対応していないことがよくあります。手数料は、ATM側で数百円ほどかかり、自分のカード会社の手数料も別にかかることがあります。
クレジットカード
日本に来たばかりのころは、クレジットカードの審査に通りにくいことがあります。楽天カードやエポスカードは、比較的作りやすいと言われています。ゆうちょ銀行などのデビットカードがあれば、ほとんどの支払いには困りません。
知っておきたいこと
- 現金は今も必要な場面があります(お寺、小さなお店、一部のタクシーなど)。1〜2万円ほど持っておくと安心です
- コンビニでは、iD、QUICPay、PayPay、Apple Payなどがよく使えます
- 日本の居住者は、原則として世界中の所得に税金がかかります。最初の年は、税理士に相談すると安心です
- 帰国する前に、口座はきちんと解約しましょう。そのままにすると、手続きが大変になることがあります
よくある質問
最初に作るなら、どの銀行がいいですか? ゆうちょ銀行が入りやすく、おすすめです。
住む部屋が決まる前に口座を作れますか? 多くの銀行では作れません。先に住民登録をしましょう。会社が手続きを手伝ってくれることもあります。
海外送金でいちばん安いのは? 多くの場合、Wiseなどの送金サービスのほうが、銀行の送金より安くなります。
クレジットカードは必要ですか? デビットカードがあれば、ほとんどの場面で困りません。日本に来たばかりのころは、クレジットカードの審査に通りにくいことがあります。
海外のカードが使えるATMは? セブン銀行とゆうちょ銀行のATMが便利です。
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