箱根の紅葉2026|混雑・渋滞と、上から下へ動く見頃
箱根の紅葉は10月下旬の仙石原から12月上旬の湯本まで、山を下りてくる。11/21〜23の3連休は湯本が見頃で、国道1号は30分〜1時間の渋滞。時間帯・ルート・泊まるか。

箱根の紅葉で失敗する人は、たいてい湯本の手前で一日の半分を使う。
箱根は都心から近い。だから日帰りで十分に見える。ただ、紅葉の週末に効いてくるのは距離ではなく、山の入口が一本道だということだ。国道1号と登山電車が、ほぼ同じ谷を同じ時間に上っていく。
全国の動きは2026年の紅葉予想、箱根全体の回り方は箱根ガイド、同じ関東の紅葉は高尾山・日光・河口湖にまとめてある。
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見頃は、山の上から下りてくる
箱根の紅葉は標高差でずれる。箱根ナビ(小田急箱根グループ)が2026年9月29日に出したエリア別の案内をまとめると、こうなる。
| エリア | 主なスポット | 見頃の目安 |
|---|---|---|
| 仙石原・芦ノ湖 | 箱根湿生花園、山のホテル、桃源台 | 10月下旬〜11月上旬 |
| 大涌谷〜早雲山 | 箱根ロープウェイ沿線、早雲山 | 11月上旬〜下旬 |
| 強羅・小涌谷 | 箱根美術館、蓬莱園、長安寺 | 11月上旬〜中旬 |
| 強羅(遅め) | 彫刻の森美術館、箱根強羅公園 | 11月中旬〜下旬 |
| 箱根湯本・塔ノ沢 | 箱根湯寮、天成園、初花 | 11月下旬〜12月上旬 |
つまり「箱根の紅葉はいつ?」には答えが一つではない。行く日に合わせて、行くエリアを選ぶのが正解だ。
- 11月上旬に行くなら、上(仙石原・芦ノ湖・強羅)。湯本はまだ青い。
- 11月下旬に行くなら、下(湯本・塔ノ沢)と強羅公園。上はもう終わりかけ。
箱根美術館は改修で2026年10月29日まで休館している。苔庭の紅葉は11月上旬〜中旬なので、再開後すぐが見頃になる。行く前に公式の開館案内を確認してほしい。
2026年にいちばん混むのは、11月21日〜23日
2026年の秋の祝日は並びがはっきりしている。
| 日付 | 並び | 箱根の状況 |
|---|---|---|
| 11月3日(火・文化の日) | 単発。月曜を休めば4連休 | 上の見頃。仙石原・強羅が混む |
| 11月21日(土)〜23日(月・勤労感謝の日) | 3連休 | 湯本の見頃と重なる。年でいちばん混む週末になりやすい |
11月下旬の3連休は、ちょうど湯本・塔ノ沢が色づく時期で、その湯本が箱根の入口だ。見たい場所と、詰まる場所が同じになる。
ずらせるなら、3連休の前の週の平日か、12月上旬の平日。湯本の色はまだ残っていて、道は普段に近い。
渋滞は、場所と時間帯が決まっている
箱根ナビの渋滞案内は、混む区間を具体的に挙げている。
| 区間 | 平常時 | 渋滞時 | 混む時間帯 |
|---|---|---|---|
| 国道1号 入生田→箱根湯本(上り) | 約5分 | 30分〜1時間 | 9時〜15時 |
| 国道1号 宮ノ下→箱根湯本(下り) | 約15分 | 30分〜1時間 | 15時〜18時 |
| 大涌谷駐車場(三叉路〜入口) | 約15分 | 30分〜1時間 | 土休日中心 |
いずれも土休日に特に混むとされている。
ここから読めるのは、9時が分かれ目だということ。9時前に湯本を越えてしまえば、上りの渋滞はほぼ関係なくなる。帰りは逆に、15時前に宮ノ下を下りきるか、18時以降まで山にいるかのどちらかだ。

大涌谷は、車で上がらない
大涌谷の駐車場は9時〜16時の営業で、土休日は入口まで30分〜1時間並ぶ。箱根ナビ自身が勧めているのはロープウェイで、手前の駅に停めて乗り継ぐ形だ。
- 桃源台駅:有料(1回1,000円)、約40台
- 姥子駅:無料、約90台
- 早雲山駅:有料(1回1,000円)、約100台
紅葉の週末に大涌谷を目的地にするなら、最初からこのどれかを目的地にナビを入れるほうがいい。なお、箱根山の噴火警戒レベルはレベル1(気象庁、2019年10月7日の引き下げ以降そのまま)。
車か、電車か
電車のほうが読める。 小田原から箱根湯本までは道路と同じ谷を通るが、渋滞では止まらない。
ただし電車にも混み方がある。登山電車・ケーブルカー・ロープウェイは乗り継ぎで、どこか一つが詰まると全体が止まる。道路の混む時間帯から考えると、上りは午前、下りは午後に列ができる、という向きは同じだ。朝早く湯本に着いてしまえば、どちらも避けられる。

箱根フリーパスは登山電車・ケーブルカー・ロープウェイ・海賊船・バスに乗れる。ロマンスカーの特急料金は別なので、朝の便は特急券だけ先に押さえておく。
現実的な1日の型
日帰り(関東から)
- 8時台に箱根湯本。小田原から登山電車、または車なら入生田を9時前に通過
- 午前は上へ。11月上旬なら仙石原・芦ノ湖、下旬なら強羅公園か彫刻の森
- 昼は上で過ごす。湯本に下りる時間をずらすだけで、帰りの渋滞を一段避けられる
- 14時台に下り始める。15時を過ぎると宮ノ下→湯本が詰まる
- 湯本の紅葉は帰りに。下旬なら塔ノ沢・湯本の宿の庭や川沿いを、電車を待つ前に
前泊・1泊(関東以外から、または連休)
箱根で「9時前に湯本を越える」を確実にやるには、前の晩に山の中か小田原にいるのがいちばん早い。強羅や宮ノ下に泊まれば、朝は渋滞の上から一日が始まり、帰りも15時を気にせず動ける。
問題は宿のほうが先に消えることだ。紅葉期、とくに11月下旬の3連休は、条件のいい部屋から順に数か月前に埋まる。日程が決まった時点で神奈川県の宿を押さえ、強羅・宮ノ下・湯本のどこに泊まるかは、行く週の見頃(上か下か)で決める。
よくある質問
箱根の紅葉、2026年の見頃は? エリアで違います。仙石原・芦ノ湖が10月下旬〜11月上旬、強羅・小涌谷が11月上旬〜中旬、箱根湯本が11月下旬〜12月上旬です(箱根ナビ、2026年9月29日の案内)。
いちばん混むのはいつ? 2026年は11月21日(土)〜23日(月・勤労感謝の日)の3連休が湯本の見頃と重なり、いちばん混みやすい週末です。
渋滞はどれくらい? 国道1号の入生田→箱根湯本が9時〜15時、宮ノ下→箱根湯本が15時〜18時に、それぞれ30分〜1時間。大涌谷の駐車場も入庫待ちで30分〜1時間かかります。
大涌谷へは車で行ける? 行けますが、紅葉の土休日は勧めません。桃源台・姥子・早雲山の駅に停めて、ロープウェイで上がるほうが早いです。
日帰りと1泊、どちらがいい? 関東からなら日帰りでも成り立ちます。条件は8時台に湯本に着くこと。遠方から、または3連休なら前泊したほうが、朝と帰りの両方の渋滞を外せます。
関連
Alex Rivera
Travel & Living Editor
Expat guide. Helps people actually move to and navigate Japan.
Moved from London to Tokyo in 2018. Went through the full gaijin experience—visa, housing, banking, the works. Now writes the guide he wished he had.
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