アメリカの学生ビザ2026|留学させる保護者が知っておきたい新しいルール
子どもをアメリカに留学させる保護者向けに、日本からF-1学生ビザを取る手順と、2025〜26年に変わったルール(SNSの公開、全員の面接、250ドルの手数料など)をまとめました。
写真はイメージです。学校・施設の公式情報を優先してください。
編集ノート:本ガイドは保護者向けの中立な情報提供を目的としています。各校の入学・料金・プログラムは変更される場合があります。最新情報は各学校の公式サイトでご確認ください。
この記事は、保護者向けの一般的な情報で、法律上の助言ではありません。アメリカのビザのルールは急に変わることがあるので、手続きの前に、在日アメリカ大使館、アメリカ国務省のサイト、留学先の学校の留学生担当に確認してください。2026年10月12日時点の情報です。
子どもがアメリカの大学、ボーディングスクール(寮のある高校)、語学学校で学ぶ場合、ほとんどの場合、学生ビザが必要です。手続きの流れは大きく変わっていませんが、2025年以降、まわりのルールがかなり厳しくなりました。保護者が知っておきたいことと、準備の進め方をまとめました。
どのビザが必要か
| 子どもの予定 | ビザ |
|---|---|
| アメリカの大学で学位を取る | F-1 |
| アメリカの高校・ボーディングスクールに通う | F-1(私立の学校。公立の高校には厳しい制限があります。下を参照) |
| フルタイムの語学学校に通う | F-1 |
| 政府や学校の交換留学プログラム | J-1のことが多く、プログラムから案内があります |
| 週18時間未満の短い趣味の講座 | 学生ビザがいらない場合もありますが、ESTAでは単位や資格のための勉強はできません。必ず事前に確認しましょう |
日本からの申請の流れ
- 留学生を受け入れる認可を受けた学校に合格する:学校からI-20が届きます。プログラムの期間と、1年目の費用を家庭が払えることを示す金額が書かれています
- SEVIS費用を払う:350ドル。オンラインで払います
- DS-160を入力する:オンラインの申請書で、過去5年に使ったSNSのアカウントもすべて書きます
- ビザ申請料を払う:185ドル
- 面接の予約をして、面接を受ける:東京のアメリカ大使館か、大阪・神戸のアメリカ総領事館で受けます。パスポート、I-20、支払いの控え、銀行の残高証明など、費用を払えることを示す書類を持っていきます
- ビザが発給されたら:パスポートにビザが貼られて戻ってきます。ビザはプログラム開始の1年前から発給されますが、アメリカに入国できるのは、I-20に書かれた開始日の30日前からです
2025年と2026年に変わったこと
| 変わったこと | 時期 | 家庭への影響 |
|---|---|---|
| SNSの公開設定 | 2025年6月から | F、M、Jビザの申請者は、すべてのSNSのプロフィールを公開にするよう求められています。非公開のままだと、情報を出していないのと同じように扱われることがあります |
| ほぼ全員が面接 | 2025年9〜10月から | 面接の免除がほとんどなくなりました。14歳未満の子どもや、ビザを更新する学生も、原則として対面の面接が必要です |
| 住んでいる国で申請 | 2025年9月から | 国籍のある国か、住んでいる国で申請するよう求められています。日本に住む家庭は、日本で申請しましょう |
| 250ドルのビザ・インテグリティ手数料 | 2025年7月に法律で決定 | ビザの発給時に払う新しい手数料で、ルールを守れば原則として返金されます。徴収の始まり方は大使館によってばらつきがあるので、面接のときに確認しましょう |
| 滞在期間を区切るルール | 2026年7月に公表、9月に差し止め | 学生の滞在を、最長4年の決まった期間に区切る新しいルールでしたが、2026年9月14日に連邦地裁が差し止め、政府が控訴しています。今のところ、学生は資格を保っているあいだ滞在できます |
SNSのことは、早めに子どもと話し合う
2025年からのルールでは、領事が子どもの公開の投稿、プロフィール、活動を見ることがあります。申請を始める前に、次のことをしておきましょう。
- 過去5年に使ったアカウントをすべて書き出す:古いもの、あまり使っていないものも含めて、DS-160に正確に書けるようにします
- 面接の前に公開設定にする:案内に従って、すべて公開にします
- 一緒に見直す:学校、予定、時期など、申請の内容とSNSの内容が食い違っていないか確認しましょう
面接
今は、小さな子どもや更新の人も含めて、ほぼ全員が面接を受けます。特に8月入学の時期は予約が混むので、できるだけ早く予約しましょう。面接では、何を学ぶのか、なぜその学校なのか、費用をどう払うのか、卒業後に何をしたいのかを、子どもが自分の言葉で簡単に説明できるようにしておきましょう。
高校に留学する場合
- 私立の高校・ボーディングスクール:F-1ビザで留学生を受け入れられます
- 公立の高校:F-1の学生が通えるのは合計12か月までで、教育にかかる費用を全額払う必要があります
- 高校の1年間の留学には、J-1の交換留学プログラムを使う家庭も多くあります。手続きはプログラムが案内してくれます
保護者のためのスケジュール
| 時期 | すること |
|---|---|
| 12〜18か月前 | 学校を選び、出願する |
| 合格したら | I-20を受け取り、SEVIS費用を払い、費用を示す書類をそろえる |
| 3〜6か月前 | 子どもとSNSを見直し、DS-160を入力し、申請料を払って面接を予約する |
| 1〜3か月前 | 面接を受ける。航空券は、ビザが発給されてから買いましょう |
| 開始日の30日前から | アメリカに入国できる |
卒業後のこと
卒業後にアメリカで働くためのOPT(実務研修)や、就労ビザのルールも変わってきています。卒業後もアメリカで働くことを考えているなら、卒業のころに大学の留学生担当に確認しましょう。
日本の家庭と、日本に住む外国籍の家庭
- 日本国籍の子ども:日本で、東京のアメリカ大使館か大阪・神戸の総領事館で申請します
- 日本に住む外国籍の家庭:2025年からのルールでは、住んでいる国である日本で申請するのが原則です
- 一部の国籍の人には、追加の制限や入国制限があります。子どもの国籍について、国務省の最新の情報を確認しましょう
関連:インターナショナルスクールの大学の進路・インターナショナルスクールの選び方と出願
よくある質問
アメリカに留学するのに、ビザは必要ですか? 大学、高校、フルタイムの語学学校で学ぶなら、多くの場合F-1学生ビザが必要です。ESTAでは単位や資格のための勉強はできません。
学生ビザの費用はいくらですか? SEVIS費用が350ドル、ビザ申請料が185ドルです。250ドルのビザ・インテグリティ手数料も、徴収されている場合は、発給のときに払います。
SNSを公開にしないといけませんか? はい。2025年6月から、学生ビザと交換留学ビザの申請者は、SNSのプロフィールを公開にし、過去5年に使ったアカウントを申請書に書くよう求められています。
14歳未満の子どもも面接が必要ですか? 原則として必要です。2025年10月から、14歳未満の面接の免除は、ほとんどのビザでなくなりました。
学生ビザに4年の上限ができたのですか? 滞在期間を最長4年に区切るルールが2026年7月に公表されましたが、2026年9月に連邦地裁が差し止めました。政府が控訴しているので、出発の前に最新の情報を確認しましょう。
どのくらい前からアメリカに入国できますか? I-20に書かれたプログラムの開始日の30日前からです。
日本では、どこで申請しますか? 東京のアメリカ大使館か、大阪・神戸のアメリカ総領事館です。
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