Skip to content

The Best of Tokyo & Japan

東京の立ち飲み(タチノミ)入門|安い酒・椅子なし・気取らない夜

東京の立ち飲み(タチノミ)入門|安い酒・椅子なし・気取らない夜

東京の立ち飲みガイド。ビールと一品で1,000〜2,000円。千ベロの感覚、新宿・渋谷の探し方、席のない飲み方の作法。

J
James Chen
·2026年8月19日·9 分で読めます
Share
立ち飲み 東京タチノミ千ベロ新宿 立ち飲み安い飲み 東京東京 夜
English

要点

  • 立ち飲みは座らない飲み屋——テーブル席の居酒屋でも、ゴールデン街でもない
  • 千ベロは「だいたい千円で気持ちよく」な俗語目標。実際は1,500円前後になる店も増えた
  • 新宿(思い出横丁/歌舞伎町手前)と渋谷に密度が高い
  • 現金多め。1〜2杯で次へ——長居が目的のフォーマットではない

ゴールデン街は狭くて扉が怖い。居酒屋は座って2時間。立ち飲みは立ったまま、手短に、次の人に場所を譲る飲み方です。

東京の夜で「イベント化しない酒」が欲しいときに行く場所。肩を寄せて中ジョッキ、串か煮込みを一品、足が辛くなったら帰る。

ルーフトップやホテルバーばかりだと、ここが解毒剤になります。

立ち飲みとは

立ち飲み=立って飲む。席がほぼない。家賃が高い街では、立たせたほうが客が入る。

近い親戚が角打ち——酒屋のカウンターで買った酒をその場で飲む形。姿勢は同じ、商品が少し違う。

項目目安(2026)メモ
生ビール(中)400〜650円単位価格
ハイボール/チューハイ350〜550円コスパの核
串・一品150〜450円宴会にしない
お通し0〜300円ない店も多い

千ベロ: 千円前後で酔う遊び。ハイボール中心ならまだ狙える。カクテルと「名物」を三つ頼むとゲームが終わる。

作法(嫌われないために)

  1. 混み方を読む。 歩道まで溢れていたら隙間待ちか隣店へ。
  2. 注文は早い。 黒板や冷蔵庫を指差し。「生一杯」はまだ通じる。
  3. 現金優先。 カード対応は増えたがピーク時は嫌がられる店も。
  4. 床の専有面積は一人分。 荷物は足元、カウンターを塞がない。
  5. 帰る。 2杯で十分。長い夜が欲しいなら ゴールデン街

他人の顔を至近距離で撮らない。

どこから入るか(店名よりエリア)

店は入れ替わる。街の塊を追って、混んでいる扉を選ぶ。

新宿 — いちばん入りやすい

西口の思い出横丁は煙と炭の匂い。立ち寄り型の店が残る。万杯屋系など「駅を出て最初の一杯」向き。

歌舞伎町に入る手前のカウンター群は見た目が地味なほど良い。金曜20時にガラ空きは何かがおかしい。

駅ナカの立ち寿司(EATo LUMINEなど)はスーツ勢のチート——ビルを出ずに寿司とハイボール。

渋谷 — 狭い・日本酒寄り

道玄坂・桜丘は部屋が小さい。立ち飲み富士屋本店(桜丘)は食べログ百名店クラスの常連。立ち飲み 凪は日本酒とつまみ。二人までが現実的。

大人数の観光団は新宿より渋谷のほうが弾かれやすい。

その他

  • 住宅地の角打ち(世田谷・中野など)——退勤後に軽く
  • 恵比寿/中目黒の立ちワイン・イタリアン——炭火なしで同じ姿勢

店名はピン止め。家賃で消える。

立ち飲み vs 他

立ち飲み座敷居酒屋ゴールデン街
時間20〜40分1〜2時間1軒45〜90分
値段最安帯高め+チャージ
雰囲気仕事終わりの機械食事の社交小宇宙

焼き鳥の前後に一軒足す使い方がうまい。

向いている人/向いていない人

向く: ソロ、床を分け合える二人、1,800円の空調眺めカクテルに飽きた人。
向かない: 21時以降は座りたい人、6人で映え探し、食べ残しでチップの代わりにする文化圏のノリ。

立ち飲みはロマンチックじゃない。家賃と時間に正直なだけです。

よくある質問

ソロでも大丈夫?
むしろテーブルを取らない分、入りやすいことが多い。貴重品はジップを閉じて。

昼もある?
午後開店もあるが、ピークは平日17:30〜21:00。

長く立てないときは?
座れる店へ。フォーマット自体が商品なので。

タバコは?
店による。煙が無理なら恵比寿寄りの新しい立ちワインへ。

James Chen

James Chen

Food & Drink Writer

8 years in Japan

Former chef. Now eats his way through Tokyo and writes about it.

Moved to Tokyo from San Francisco in 2016. Worked in kitchens in both cities before switching to food journalism. Lives in Nakameguro.

Tokyo

Expertise

Ramen, izakaya, Tokyo restaurants, food culture

The Standard Newsletter

Tokyo in your inbox. Weekly.

No algorithms curating your culture. No sponsored content disguised as journalism. Just the real Tokyo — the izakayas at 2am, the Harajuku kids who never made it to the algorithm, the ramen shop with no sign.

8K+

Subscribers

Weekly

Editions

Free

Always

Join the underground.

One email a week. Unsubscribe anytime.

No spam. No sharing your data. Tokyo only.