Moving with Children子連れで日本へ
English外国人選手・コーチの子どもの学校選び|神戸・関西ガイド
関西のクラブに加入する外国人選手・コーチの家族向けに、学校への連絡時期、年度途中の入学、幼児の預け先、住む場所を整理しました。

関西のクラブと契約した選手は、住まいと子どもの学校を数週間で決めなければならないことがほとんどです。「1年前から出願準備を」という一般的なアドバイスは、あまり役に立ちません。この記事は、選手・コーチ本人と、その生活を支えるクラブの担当者に向けて、最初にすること、問い合わせる学校、年度途中に来日した場合に現実的なことをまとめました。
学費や空き状況は毎年変わります。最終的には各校の入学担当に直接確認してください。
多くの選手家族がインターナショナルスクールを選ぶ理由
- 契約期間:1年契約が5年に延びることも、途中で終わることもあります。インターナショナルスクールなら、次の国でも同じような学校に移りやすく、学年を失わずに済みます。
- 言語:日本語を話せない子どもでも英語ですぐに学び始められ、次の移籍に備えて英語力も保てます。
- コミュニティ:慣れない国で家庭を切り盛りするパートナーにとって、保護者のネットワークがいちばんの助けになります。
公立の小中学校も外国籍の子どもを受け入れており、契約が長く子どもが小さい家庭のなかには地元の学校を選ぶ方もいます。判断の材料はインターと日本の学校の比較をご覧ください。
来日の時期と学校の年度
神戸のインターナショナルスクールは8月中旬から下旬に新年度が始まります。
| 競技 | 新加入選手が来日する主な時期 | 学校の年度との関係 |
|---|---|---|
| サッカー(J1、例:ヴィッセル神戸) | 夏。2026–27シーズンからJ1は8月開幕・6月閉幕の秋春制 | 8月の新年度に間に合いやすい |
| サッカー(冬の移籍) | 1〜2月、リーグの冬季中断中 | 年度途中の入学 |
| 野球(NPB、例:阪神、オリックス) | 2月1日のキャンプインに合わせて1月下旬 | 年度途中の入学 |
| ラグビー(リーグワン、例:コベルコ神戸スティーラーズ) | 12月開幕の前、秋 | 年度途中の入学 |
競技にかかわらず、移籍の可能性が出たその日に入学担当へ連絡してください。空き状況の問い合わせは無料で、何かを約束するものではありません。
神戸の学校
- Canadian Academy(六甲アイランド):地域最大のインターナショナルスクールで、Pre-Kから12年生までIBで学びます。学年に空きがあれば年度途中でも随時受け入れ、寮もあります。2026–27年度の学費は年210万〜337万円です。
- マリスト・ブラザーズ(須磨区):幼児期から12年生までのカトリック系の学校で、2017年からIBディプロマ、2025年からPYPとMYPを導入し、全学年をIBで教えています。
- セントマイケルズ(中央区):3〜11歳を対象とする、英国式カリキュラムの小規模な聖公会系の学校です。中学以降の進学先は最初から考えておく必要があります。
各校の比較は神戸のインターナショナルスクール、大阪のクラブに所属する場合は大阪と神戸のインター比較をご覧ください。
小さな子どもはまずプリスクールへ
プリスクールは学校より年度途中の受け入れに柔軟なことが多いので、来日後すぐに幼児をプリスクールに通わせ、翌年8月の入学に向けて学校へ改めて出願する家庭も多くあります。
六甲アイランドのピーターパン・インターナショナルプリスクールは、Canadian Academyから徒歩10分ほどです。2〜3歳の子どもは週1日から通えます。Canadian Academyの幼児クラスは3歳からで、2歳児の家庭にはピーターパンを案内しています。ただし、ピーターパンに通ってもCanadian Academyへの入学が保証されるわけではありません。
ほかの選択肢は神戸のインターナショナル・プリスクールとCanadian Academy入学前のプリスクールをご覧ください。
住む場所
学齢期の子どもがいる外国人家庭の多くは、六甲アイランド、東灘区のほかの地域、または神戸と大阪のあいだの芦屋・西宮に住んでいます。先に学校を決め、そこから通いやすい場所で住まいを探してください。毎日の通学は、練習場への近さよりも家族の暮らしに大きく影響します。→ 芦屋・西宮のインター家庭ガイド
クラブ担当者のチェックリスト
- 獲得が具体化した時点で、子どもの年齢と現在の学年を確認する
- 2〜3校の入学担当にメールし、その学年の空きを問い合わせる
- 学校が求める書類を確認する:最近の成績表、教員の推薦状、場合によっては学力テスト。来日前にそろえておきます。
- 学費表をすべて取り寄せる:新入生の一時金は100万円を超えることがあるので、誰が何を負担するかを契約で決めておきます。→ インターナショナルスクールの学費
- 住まいは学校が決まってから探す
よくある質問
神戸の外国人サッカー選手やアスリートは子どもをどこに通わせていますか? 多くは英語で学ぶインターナショナルスクールで、六甲アイランドのCanadian Academy、マリスト・ブラザーズ、セントマイケルズなどです。小さな子どもはまず英語のプリスクールに通うことが多いです。
インターナショナルスクールに年度途中から入れますか? 学年に空きがあれば多くの場合可能です。Canadian Academyは年度途中も随時受け入れています。移籍の可能性が出たらすぐに問い合わせてください。
J1の秋春制は学校選びに関係しますか? はい。2026–27シーズンからJ1は8月開幕・6月閉幕になり、夏に加入する選手の家族は8月の新年度に合わせやすくなりました。
契約が1年だけの場合はどうすればよいですか? 短期の滞在ならインターナショナルスクールのほうが安心です。次の国でも同じような学校に移りやすく、学年を失わずに済みます。
学費は誰が払いますか? 選手の契約次第です。新入生の一時金は高額なので、早めに学校から学費表を取り寄せてください。
関連ガイド
最新情報
入学条件は変わります。変わったらお知らせします。
学費・出願時期・空き学年は毎年動きますが、学校側が大きく告知することはあまりありません。本ガイドの内容に変更があったとき、また新しいガイドを公開したときにメールでお知らせします。
掲載に関して学校から費用をいただくことはありません。配信はいつでも停止できます。
この記事を書いた人
The Standard Japan 編集部
日本で運営している独立メディアです。学校や園から掲載料は受け取っていません。事実は一次情報で確認し、公式の情報が変わったときは記事を更新しています。

